1年の計は金杯にあり!?
年末年始が終わり、競馬界では伝統の東西金杯からスタートします。
昔の言葉でよく言われているのが「1年の計は金杯にあり」ですが、
投資的観点からいうとただの1レースに過ぎないので、金杯だからといって買う理由はありません。
よって、金杯を見することが出来るかというのが重要であり、本当の格言の意味でしょう。
金杯から勝負!なんて言っているうちはまず勝てないですね。
問題はこのマインドを1年間365日持つことが出来るかどうかです。
理論的にはわかっていても、いざ実践の場で自分のルールを守れるかは別問題ですので。
自分も嫌というほどやらかしてきたし、身に染みておりますが、
競馬で勝てない理由の9割はルールを守れないことだと思います。
では、どうすればルールを守れるのか・・・
机上の空論ではなく、現実的な案を考えてみます。
①レース開催時間帯は競馬に一切触れない
まずいきなりからイレギュラーな方法だと思いますが、正直言ってここまでしないと勝てないと思っています。それほど人間の心は弱い・・・。
競馬はメンタルの勝負だと言われますがまさにそのとおりです。
問題はその「メンタル」というワードをどこまで深く思考し突き詰められるかどうか・・・。
それは別の機会に熱弁しようと思いますが、ただ単に気持ちの問題で済ませてはいけない。
経験上、メンタルを強くするのは難しいです。
大事なのはメンタルが弱いことを認め、どうやって対策を打つか。
例えば勝負レースで負けたあと、普通だったら負けを取り返したくなりますよね。
それで何度謎のレースに参加したりフォームを乱したかわかりません。
だったらもう最初からレース見るのやめましょう。
リアルタイムで見ようが夜にみようが結果は変わりません。
9:30~17:00までは競馬に一切触れないこと!
これを1年間徹底しましょう、というか僕はやります。
馬券は前売りか朝一で購入して夜まで放置です。
JRAのホームページをチラチラ見るのもNG。出来ればニュースも見ない。Twitterなんて愚の骨頂。
もっと言うのではあれば家にも居ないほうがいいですね(気になるから)。
それならジャグラー打ちに行くほうがマシ(競馬みたいに青天井じゃないから)。
荒療治ですがこれを1年間徹底できれば自ずと結果は付いてくるはず。
②購入金額と券種は固定化する
その時々によって期待値の高い馬券を選択し、購入金額も自信度等によって変動させる・・・
最大のリターンを得るという考え方においては理屈的には正しいですが、これが出来れば苦労ないわけです。
僕はそんなに器用じゃないというか、
厳密にいうと狙いを外したときにメンタルが崩れやすいのでこのやり方はやりません。
負けたときにどううまく負けるかが長期的に見て勝敗を分けます。
勝つときはそのときの流れによって誰でも勝てちゃうんですよ。
でも負けるときは誰でもうまく負けられない。
そこで行うべきは、最初から購入金額と券種は固定化すること!
投資額や買い方で悩むのやめましょう。
1万なら1万、単勝なら単勝。最初から決めてかかれば後悔がうまれにくい。
ちょっと負けたから複勝3万で取り戻そう・・・なんてのはアウトです。そのスキームではいつか死亡します。
だからこそ①が重要だって話ですね。①と②は2つはセットですね。
③ルールを守れたら自分にご褒美を与える
1日ないしは土日の2日間、
決めたルール守れたらちゃんと自分に褒美を与えること!
物事には必ず不調の時期がやってくるので、これをやらないと途中で心が折れます。
収支がマイナスだろうと、自分に打ち勝つことが出来たなら期待値的にはプラスの行動をちゃんと実践できてるはずなので。
褒美は何でもいいですが、真っ先に浮かぶのは食事か女系ですね。
お金を失うってのは本能上なかなか耐えられないので、本能には本能ってことで食欲か性欲が候補になってくるでしょう。
コスト的には食事がいいと思いますね。
毎週ルールを守れたらいきなりステーキに行く!
とかそれくらい単純かつわかりやすいものがいいと思います。
競馬なんていくらでも負けられるので、そう考えると数千円の投資なんて惜しくないですね。
更に、1か月ルールを守れたら風俗に行く!
とかもうそれくらいのレベル感でOKだと思います。
反対に、これらのことを守れなかったら競馬を引退するくらいの覚悟を持つこと。
守れなかったら人間じゃない(獣やトカゲ)だと思うくらいの気持ちで。
これがあれば絶対守れるはず。
1年の始まりは心をリセットするチャンスなので、今回この記事を執筆してみました。
初心を忘れそうになったらこの記事を読んで自分も頑張ります。
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