単勝こそが最強の馬券。単勝だけを買い続けて回収率100%超えを達成する方法

競馬_理論

単勝が優れている理由

的中率と回収率のバランスが良い

データ検証をやるとわかると思いますが、基本的に着順を当てる馬券のほうが回収率は上げやすいです。具体的に言うと、単勝、馬単、3連単になります。逆に馬連、複勝、3連複などは順不同の馬券になり、着順を当てる必要がない分、回収率が上げにくい構造です。

よく単勝は3連単1着総流しと同じだという理屈がありますが、控除率の差もあるので一概にそうとは言えませんし、机上の計算にしかすぎません。

そりゃあ3連単をビタで少点数で当てられるならそっちのほうがいいですが、そうなると的中率の問題が発生しますよね。

勝負では的中率と回収率のバランスが重要となります。

その点、単勝はどちらも優秀になります。イメージ的にはこんな感じ↓↓

データ検証しやすい

単勝だと単純確率は18分1であり、3連単だと4896分の1になるので、どちらが検証のために必要な母数を用意しやすいかは一目瞭然です。

3連単は試行回数をだいぶ稼がないといけないため、確率を収束させるために必要なレース数が多くないと検証になりません。

3連単を買えるか買えないかの判断基準はこれができるかどうかですね。

また、仮に検証できたとしてもいざ実践で確認が収束するのに時間を要します。

3連単は買うなら長期的な視点が必要不可欠です。

他の馬券でも考え方同じで、逆に単勝は18分1なので確率が低いということは圧倒的に検証が容易。

実践に繋がりやすいです。

リスクリワードが優秀

リスクリワードとは、1回のトレードにおける「リスク(損失)」と「リワード(報酬)」の比率のことをいいます。リスクリワードレシオと呼ばれることもあります。

出典:FXのリスクリワードとは?計算方法や勝率の関係を解説|IG証券

一般的にリスクリワード比は高いほうが望ましいです。

仮に単勝1点買いで10倍のオッズを的中てきたらリスクリワード比は1:10となります。

これが例えば複勝だと大体2倍くらいのオッズになるのでリスクリワード比は1:2となりますよね。

リスクリワード比が小さい=負けたときの影響が大きい ということが言えます。

複勝だと配当が安い分それなりの金額を賭けることになるので負けたときのダメージがデカイ。

そうなるとメンタルが崩れてしまい自分のフォームも乱れてしまう危険性が伴います。

…じゃあ、単勝100倍の馬を狙えばリスクリワード比は1:100でいいんじゃないの?

って視点もあるかと思いますが、これは前述した的中率との関係で否定できますね。

単勝だと1点買いであればリスクリワード比の左辺を必ず1で固定できますから、単純でわかりやすいのも利点です。

複数買いだとオッズに左右されるしややこしくなりますからね。

 

実践できるかは別問題として考える

信念を持て

ここまでは机上で考えると単勝がいいよという話でしたが、じゃあそれ実践できるのか?は別問題でありここが一番大事です。

どんなときでも単勝1点買いできるのか?

これは非常に難しい問題です。

自信があるレースもあればないレースもあるし、他に有力なライバルがいるときもある。

つい複勝や馬連を抑えたくなる。。。

そんなとき、他の馬券を買ってもいいかの基準は簡単です。

データ検証できているか

これだけです。裏付けが出来ているか否かです。

複勝で回収率が100%超えているなら買ってもいいし、超えていないなら長期的にみてマイナスということですからNGです。

馬連も例えば3点買いでプラスになるとわかっているなら買えばいいし、選ぶ3頭も(人気などで)機械的に決定できるものなのかどうかです。

基本的に主観で「この馬きそうだな、買っておこう」ってのはNG行動になります。

まぁそれで今まで勝ってきたならいいと思いますけど、結果が出ていないならその考え方は捨てないといけない。

「わからないけどとりあえず買う」この思考回路では結果を出すのは難しい…。

コンコルド効果が発動してしまう危険性もあります。

コンコルド効果とは、失敗予測を予測できているにもかかわらず、今まで投資した金銭や時間、労力を取り返そうと投資を継続する心理のこと。

出典:プロスペクト理論とは?【簡単に解説】価値関数、確率加重関数 – カオナビ人事用語集 (kaonavi.jp)

買う馬券に信念があるかどうか

これを常に自分に問い続けたいですね。

結局最後に重要になるのは精神論です。僕らはAIじゃなく人間ですからね。

プロスペクト理論

複勝を買っておけばよかったとか、必ず付きまとう問題です。わかります。

これについてはプロスペクト理論で説明ができます。

    1. 人は利益を得る幸福よりも、損失をこうむる不幸の感情のほうが強い
    2. 人は「利益」を目の前にすると、失うリスクを避けて「確保」を優先する
    3. 人は「損失」を目の前にすると、リスクを背負ってでも「回避」を優先する

ようは、人は失うことに強い恐怖を感じる生きもので、失わないための行動を優先する性質がある、ということです。

出典:【プロスペクト理論】パチンコなどのギャンブルで負けたまま帰れなくなる理由 | ゲンエキバー (genekibar.com)

仮に単勝1万にプラスして複勝2倍を2万買った場合、

・複勝を買って負けた(4着以下の)とき ⇒ マイナス3万円

・複勝を買って当たった(2,3着の)とき ⇒ プラス1万円

・複勝を買わないで勝っていたら外れてた(4着以下の)とき ⇒ マイナス1万

・複勝を買わないで買っていれば当たった(2、3着の)とき ⇒ マイナス1万

となりますよね。

この中で、人間の心理的に1番ダメージが大きいのはどれかという話になります。

「人は利益を得る幸福よりも、損失をこうむる不幸の感情のほうが強い」

この原則に基づくと、

・複勝を買って負けた(4着以下の)とき ⇒ マイナス3万円

これが一番恐れるべき状況で、

「人は「損失」を目の前にすると、リスクを背負ってでも「回避」を優先する」

という行動特性が出やすく脆い状態になり、損失を取り戻そうとする愚行をしがちです。

だから複勝は買わないほうがいい。

よく単勝とセットで複勝をリスクヘッジで買うという理論がありますが、全然わかってないですね。

複勝はリスクヘッジになりません。

ならないどころか、むしろリスクを増大させてしまいますので絶対やめたほうがいい。

複勝に限らず他の馬券も同じですね。押さえて馬連買うとかもダメダメな思考。

単勝なら単勝と決めて腹を括っていけよ

ってことです!

あとはもうやるしかない。

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