【競馬】障害レースを廃止すべき3つの理由と廃止によるメリット

競馬_理論

廃止すべき理由

ファンの需要が少ない

障害レースは予想しない人が多いです。

(障害をやるのは一部マニアのみだと思います・・・)

予想しないということは売上も大したことないということになり、現に伸び悩んでいます。

例えば2022年中山大障害は23億8556万1800円の売上。

同日11レースのグレイスフルSは21億667万900円でしたので、

平地3勝クラスとたった2億8000万円しか変わりません。

障害のG1ですらこれくらいの売上しかないので、朝や昼に組まれる未勝利戦やOP戦なんて雀の涙程度です。

売上=ファンの需要ですからね。

ちなみに有馬記念の2022年の売上は521.5億円なので、同じG1でも雲泥の差あります。

多くの人は、障害レース=休憩時間という認識ですね…。

 

一部競馬関係者の救済にしかなっていない

障害レースに出てくる馬は、基本的に平地で活躍できなかった馬です。

平地で頭打ちになって障害に活路を見出すわけですが、これって構造的には中央で活躍できなくなったから地方競馬に移籍するのと変わりません。

この構造は昔から変わっておらず、障害レースのレベルアップにもなっていません。

障害に転戦した馬は一時的に活躍できる場を与えられてはいますが、活躍したからといって種牡馬になれるわけでもなく、ほとんどが安静な余生は送れません。

送れるのはオジュウチョウサンみたいなレジェンドだけです。

また、障害戦に乗る騎手も、平地で成績が振るわなかった騎手や、体重制限により平地戦に乗ることが難しかった騎手がほとんど。

それはそれで意義はあると思うけど、全員が得をするってのはこの世の中無理なので…。

 

落馬事故が多い

障害レースは落馬事故が多いです。

特に中山グランドジャンプや中山大障害は馬にとって過酷過ぎます。

落馬の映像は見てて辛いものがあります。

ハラハラするし、自分はそれが嫌なので障害レースを見ないです。

そういう人が多いのではないでしょうか。

ジョッキーも危険と隣り合わせですし、リスクは平地のレースと比べ物にならないと思います。

こんな危険なことをしてまで、障害を行う必要があるのか疑問に思います。

 

廃止によるメリット

番組数を増やせる

障害戦は年間約130Rです。

条件別・JRA年間レース数の分布

レース数
全体 3330R
芝コース 1679R
ダートコース 1651R
障害コース 127R
新馬戦 297R
未勝利 1240R
1勝クラス 994R
2勝クラス 452R
3勝クラス 186R
OPNEクラス 149R
G3 74R
G2 39R
G1 26R
ハンデ戦 201R

出典:JRA年間レース数は3330レース!クラス別・コース別に紹介 | coconut競馬|穴馬狙いの競馬ブログ (coconut-keiba.com)

番組数は平地オープンクラスとあまり差がないですね。

思ったより多いという印象を受けます。

平地は除外問題があり、番組数が足りていない状況ですから、障害を廃止して未勝利戦や3勝クラスの番組を増やしたほうがもっと活躍できる馬が増やせると思うんですよね。

これが障害レース廃止による具体的なメリットになります。

個人的なメリット
ターゲットなのでデータを取得する際にどうしても障害レースも一緒にくっついていることがあります。これが非常に邪魔で、分析作業のためにいちいち取り除かないといけないという手間が発生しています。障害レースがないと作業が効率的になるんですよね。廃止はなしにしても、平地の番組に混ぜ込まないで別枠でやってほしい。というのが本音。

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