競馬で勝ちたいと思ったとき、多くの人が注目するのは、
- どんな指数を使うか
- どのレースを買うか
- どの馬券種で勝負するか
といった「買う前」の話です。
もちろんそれも大事ですが、
長く馬券を続けていると、別のポイントが見えてきます。
競馬で勝つために、意外と重要なのは
「開催時間中をどう過ごすか」 だということです。
そして私の結論は、タイトルの通りです。
競馬開催時間中の正しい過ごし方は、
できる限り「競馬のことなんて忘れる」こと です。
この記事では、その理由と、具体的な過ごし方について整理してみたいと思います。
なぜ「開催時間中」に差がつくのか
まず、競馬で負けるパターンを振り返ってみると、
こんなシーンが思い当たるのではないでしょうか。
- レース前にオッズを見て、買い目を増やしてしまう
- パドックを見て不安になり、直前に軸を変えてしまう
- 直前のレースで負けて、次のレースで取り返しにいく
- 配当を見て「やっぱり買っておけばよかった…」と後悔して次で無理をする
これらはすべて、
「開催時間中に、画面やオッズに張り付きすぎた結果」
起きている行動です。
つまり、
- 予想や戦略が失敗しているというより
- 開催時間中の過ごし方が、せっかくの理論を壊している
というケースが、かなり多いのです。
「競馬のことなんて忘れろ」の本当の意味
ここで言いたい「忘れろ」は、
競馬自体を投げ出せという話ではありません。
そうではなく、
買うべきレースと買い目と金額を決めたら、
その時間帯は、あえて競馬から距離を置く。
という意味です。
なぜなら、開催時間中の私たちは、
- 冷静な分析者ではなく
- お金を賭けた状態で感情が揺れやすい「当事者」
になっているからです。
冷静な判断は、たいてい レースの「前」 にしかできません。
レースが始まってからできることは、本来ほとんどないはずです。
それでも画面に張り付いてしまうと、
- 不要な情報(急なオッズ変動・解説者のコメント・SNSの雰囲気)が流れ込んでくる
- 「何かしなきゃ」という気持ちになり、余計な行動を取り始める
結果として、
「やるべきこと」を増やすのではなく、
「やらなくていいこと」をやりにいってしまう
という状態になります。
だからこそ、あえて
「競馬のことなんて忘れて過ごす」
くらいの距離感が、ちょうどいいのだと思います。
正しい流れ:開催前と開催中を分けて考える
理想的な流れは、次のようなイメージです。
①(開催前)予想・レース選択・金額を決める
- 平日〜前日までに、データ・指数・条件から「狙うレース候補」を絞る
- 当日の馬場や出走取消などを確認したうえで、「本当に買うレース」を決定する
- 各レースの「買い目」「賭け金」「上限損失」をあらかじめ決める
ここまでが、頭を使うフェーズ です。
②(開催直前)淡々と購入して、いったん競馬から離れる
- 決めた通りに黙って買う(買い目を増やさない・賭け金をいじらない)
- 買い終わったら、意識的に画面から離れる
- ライブ映像を見ない、オッズ板を見ない、SNSも開かない
ここからが、あえて何もしないフェーズ です。
③(開催後)結果を確認し、後でまとめて振り返る
- レースが終わった後に結果だけ確認する
- その場で感情的に反応しすぎない
- ある程度まとまった単位(1日・1開催・1ヶ月)で、改めて振り返る
この③の「振り返りこそ」が、競馬の上達につながる大事な時間です。
開催時間中に「やらないほうがいいこと」
では具体的に、開催時間中に「やらないほうがいいこと」を整理しておきます。
1. オッズを眺め続ける
- 「どんどん人気になってきたから、追加で買っておこう」
- 「思ったより人気がないから、不安だから点数を増やそう」
オッズを長時間見ると、予想ではなく**“群衆心理”**に引っ張られます。
事前に「このオッズなら買う/このオッズなら見送り」と決めておく
→ それを超えて「なんとなく」追加・変更はしない
これが冷静さを守るコツです。
2. 直前の結果に反応して、次のレースの買い方を変える
- さっきのレースで外れたから、次は点数を増やす
- たまたま穴馬が来たから、次も穴狙いに寄せる
- ある券種(例:三連単)が当たったから、次も同じ券種で攻める
これらはすべて “短期の結果” に引きずられている状態 です。
本来、レースごとの買い方は、
- 条件
- ロジック
- 期待値
から決めるべきであって、
直前レースの的中・不的中で変える必要はありません。
3. パドックや返し馬を見て、不安になっていじる
パドックや返し馬を参考にするスタイル自体は否定しませんが、
- もともとパドックを見る訓練をしていない
- なのに「なんか入れ込んでそう」程度の感覚で軸を変える
という使い方は、かなり危険です。
「自分の経験と物差しを持っていない情報」ほど、ブレの原因になるからです。
じゃあ、開催時間中は何をして過ごせばいいのか?
「競馬のことなんて忘れろ」とはいっても、
丸一日ずっと何もしないのも難しいと思います。
そこで、実際におすすめの過ごし方をいくつか挙げてみます。
1. 競馬と関係ない予定を意図的に入れる
- 買い目を決めたあとは、外出して用事を済ませる
- 散歩や買い物、ジムに行くなど、体を動かす予定を入れる
- カフェで本を読む、勉強や仕事をする
物理的に画面から離れてしまうのが、一番楽です。
2. 見るとしても「買ったレース」だけ、しかも結果だけ
- ライブ中継を見ない
- 結果が出てからレース映像をサラッと振り返る程度にする
特に「馬券が外れたレース」を、
スロー再生やパトロールビデオで何度も見返すと、
- 「不利がなければ…」
- 「展開さえ違っていれば…」
と、どうにもならない要素に気持ちが引っ張られやすくなります。
それよりも、
- 自分のロジックが機能したかどうか
- 妙味のあるオッズにきちんと張れていたか
といった「再現可能な要素」に意識を戻したほうが、上達につながると感じています。
3. あえて“競馬オフタイム”として使う
- あえてその日は「買うだけ買って、競馬コンテンツを一切見ない日」にする
- 結果確認&振り返りは、翌日の夜にまとめて行う
このくらい徹底してしまうと、
- その日の感情に振り回されない
- 一歩引いた視点で、自分の馬券を見られる
ようになります。
「忘れる」ことで守られるもの
開催時間中に競馬から距離を置くことで、守られるものがいくつかあります。
- ロジックの純度
- せっかく考えた理論が、直前の感情で書き換えられにくくなります。
- 資金管理
- 追い上げ・倍プッシュ・謎の「記念馬券」など、ルール外のベットが減ります。
- メンタルの安定
- 一喜一憂する回数が減り、長く競馬を続けやすくなります。
- 「週末が終わるたびにぐったりする」という状態から抜けやすくなります。
まとめ:開催時間中は“何もしない勇気”を持つ
改めて、この記事の結論です。
競馬で勝つためには、
開催時間中に「何をしないか」を決めることが大事 です。
そのうえで、私なりの答えはこうです。
- 買うレース・買い目・賭け金は「前」に決める
- 開催時間中は、できる限り競馬から距離を置く
- 結果と向き合うのは、その日の終わりか翌日でいい
つまり、
競馬開催時間中の正しい過ごし方は、
できる限り「競馬のことなんて忘れる」こと。
次の週末、馬券を買ったあと、
あえてスマホやモニターから離れてみてください。
- オッズに揺さぶられない
- 直前の結果に振り回されない
- 自分の理論を信じて任せておける
この感覚に少しでも近づけたとき、
「競馬で勝つための理論」は、ようやく実戦レベルで動き始めるのだと思います。

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